あかりのまわり

回復するブログ


胸打たれた作品にまた打たれた話

胸打たれた作品

ってみんなにそれぞれあるものなのだろうか。

この作品が人生変えた!とまでは行かなくても、あぁ今これを知れてよかった、読めてよかった、観れてよかった、と心底思って、時間が経っても「あれはよかった」とずっと記憶してるもの。

 

私は、今思いつくだけで5つ以上あるかなぁ、、という感じ

以前友人に聞いてみたことがあるのだが、たしか「そんなのは無いね〜〜」と言われたっけか。

 

毎日映画や本がある場所になんとなく居たいと思っているのは、潜在的にそういう作品に出会いたいと思っているからであるような気がする。

私の図書館の使い方のひとつに

「今自分が何を考えてるのかをハッキリさせる」

というものがあるが、これはどういうことかと言うと、

私の頭の中には常に言葉が、ぎゅうぎゅう詰め込まれ同時に散乱している。酷い時は常に考え事をしていながら、自分でも何を考えているのか分からないような状態になる。そう、やばい。

そういう状態でズラっと並んだ本の背表紙を眺めていると、必ず目にとまる本がある。

その本のタイトルが、今の自分の心の声を一言で代弁してくれるってぇ寸法だ。

(寸法。日常において使う機会がないのでここで使ってみました…)

 

で、そういう本の選び方をする時に、胸打たれる作品に出会うことが多いような気がするのだ。

でも映画とか、音楽とかは違うなぁ

全部「何となく手に取ったもの」で、あとは教えられたものとか

なんていうか、そういう作品って自分で選ぼうとして選ぶんじゃ出会えんのかも分からん。全てはタイミング。人と同じように作品との出会いも一期一会なのだよなぁ。

 

って、なんでこんな話になったかというと昨日、

過去に胸打たれた作品を再鑑賞したからだ。

5年ぶり。信じられないことに(笑)当時まだ大学生だったので、大学の図書館でこの映画と出会い、見終わったあとひとり打ち震えていた。

サムサッカー-17歳、フツーに心配な僕のミライ- コレクターズ・エディション [DVD]

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おしゃぶりがどうしても止められない17歳の男の子の成長を描くドラマ。

この、男の子にとってのおしゃぶりを、私にとっての不安障害として観ることができたので、共感するところが多かったのだ。

やめたいけどやめられない、薬飲めば良くなることもあるけれど、それは根本的な解決にはならない。

恋に部活に進学に翻弄され、治そう治そうと もがけばもがくほど辛くなってこんがらがる主人公を救うのは、それでもやっぱり主人公自身なのであった。

2014年の私はこれに大変勇気づけられた。大学卒業して待ち受けていた様々な困難をまだ何も知らない私。あの時、本当にこの映画で救われた気がしたけど、あれから何度も底に落ちた。昨日再鑑賞してみたら、まぁなんと、というかやっぱり、また救われたのだった。

 

ところでこの映画には、超超超重要人物がいる。キアヌ・リーブス演じる主人公の担当医、歯医者さんだ。(役名全然覚えてないっていう笑)

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かっっっ…こよすぎんか

 

この、キアヌが、毎回毎回いいこと言う。歯科医としてばかりでなく、人として節目節目で彼に(そして私に)言葉を、刺激を与える。

前回観た時は気づかなかったが、この映画、主人公の周りにいる「悩める大人たち」の描写も細やかだ。いくつになっても悩める心は年を取らないから辛い。が、我々にできることは、考え、努力し、望むこと。答え無しに生きる力をつけること。それだけなのだ。。

これ観てまた、「現実、頑張る。生きるの、頑張る。」って思えたのでした。また5年後観たらどんな感想になるのだろう。

 

この作品で長編映画監督デビューしたマイク・ミルズ、彼といえば「エックスガール」!エックスガールのロゴをデザインした人なのだ。私はこのブランドが中学生のときから好き。好きには好きが重なるもんだね。

エックスガール知らない人へ↓

 

この曲も好き。

 

みんなの好きも教えてね。それでは、また。