あかりのまわり

回復するブログ


タピオカ行列に昔の自分をみる

今日は空気中の匂いが濃かった

朝は植物の萌えるにおいと雨の気配を含んだ鈍色の空が重い4月を形づくってる

パリパリした制服、白い上履き、今日すれ違った小さい中学生たちにも

いずれはこの空気をどうしても懐かしく思う日が来る

 

 

最近よく職場の人とタピオカの話をする

いや、タピオカを求めて行列つくる若者についてのハナシというべきか

ここでもしよう。

 

私のアルバイト先はガッツリ街中にあり、ここ最近立て続けにタピオカ店がニューオープンしている。

その度に見られるのが若者たちの織り成す恐ろしいまでの行列。そ、織り成してるんだよ。彼らは都会の一部だ。

タピオカブームって確か私が高校生の時にもあったはずだし、多分その数年前にもあったはずで、タピオカってなんかそういうものなのかもしれないけど(雑)、いやはや あの行列具合には異常さを感じずにはいられない。タピオカ教という名の宗教。一昔前に大流行したパンケーキのときもそうだった?その頃ほぼ都会に出てないから知らないんだけどさ。

 

「ただ並びたい、並んで買いたい」と思って生きてる種族のニンゲンも居るということは知識として知っているので、それに対してはそうなんだな、と思うだけなんだけど

あそこに並ぶ大半のニンゲンは、並んでタピオカを買った自分を誰かに見てほしい種族じゃないか?

だってめちゃくちゃ写真撮ってるもん。SNSにあげるまでが気持ちのピークだろうよ。タピオカなんてほんとはタピオカじゃなくったっていいのさ。

見てると空しくなってくるんだ。誰かになにかリアクションされないと成り立たない自己なんて。

自分を無くしてるかもしれない彼らを見ると、しかもその行列の長さを見るとゾッとする。自分の本当の気持ちって聞いてやらなきゃ聞こえなくなるの、知ってるかな

極端な話、あの種族は全員、昔の私みたいになっちゃってもおかしくないと思う。

 

 

美味しいかい、そのタピオカ。味わってる?

グロくないかい、そのタピオカ。ちゃんと見えてる?(タピオカに恨みはありません)

行列にならんでる君たちのことなら私が毎日見てるよ。それじゃダメかい。

インスタとかFacebookとかリア友と共有するSNSをしている時点で、あなたの人生は至極平凡なんだよって、安心させてあげようか。

彼らの本当の気持ちはどこに行ってしまったんだろう。

 

 

ちなみに私が「あんなのに並ぶくらいならその時間でもっといろんな店まわっておいしいもの食べますよね」と言ったら、「エ~さめてる」なんて言ってくる人と共感してくれる人がいたよ。

読んでくれたキミはどう?(いきなり問いかけて終わる!)